2015年4月21日火曜日

第二回キャラ雑感(7~12キャラ/22キャラ)

キャラ雑感の続きです。

▼ラース
イマイチ決定力に欠けるが、確定反撃、小技、崩し等の要素が高次元でまとまっている良キャラ。
バックダッシュに対する効果的な崩し要素を持っているキャラが少ない中、66RKLKの存在は非常に大きい。使い手のスキルをそのまま反映できるキャラクターでもありやりがいがある。
確定反撃、スカ確に用いる反応速度に自信がある人は尚のことラースの強さを引き出せると思う。
発生が早くなった4LK派生は中距離の確定反撃やスカ確にも一役買い、防御面で益々隙が無くなった。壁運び能力、壁活用能力共に高く、どんな戦い方でも馴染む事が出来るオールラウンダー。
個人的にはキャラで迷っている人にオススメしているキャラクターである。


▼飛鳥
当初の雑感と大きく変わらず。
各種ステータス技が強力で、ショート・ロングの返し技もありターンの概念が飛鳥相手だと当てはめにくい。こちら側が有利でも安心して攻められないのが飛鳥の強みなのは変わらず。
今作はそれに付け加えてしゃがみ前進RPによる削り、【LKRK】による崩し性能が飛躍的に伸びているので、「守っていればなんとかなる」という訳にもいかない。
高段位層ではそう上手くはいかないが、スクリュー誘発後6LK最大ホールドによる受け身確定とその対となる掘り起こしコンボは未対策の相手には脅威。
ステータス暴れを盾にして図々しい崩しを展開できるニュータイプの飛鳥が個人的にキツい。

▼リリ
こちらも取り立てて評価は変わらず。
空中コンボの運び性能が高く、壁活用能力も優秀なのだが、如何せん立ち回りの小技が充実していない為に接近戦は横移動で相手の攻撃を避ける事が重要となる。
横移動入れ込みとスカ確のバランスを意識する必要があるし、中距離から攻め立てる便利な技も少ない。ステップインガードで近づき、固まる相手に66RKで崩していくのがセオリーの様だが、対となる3LKが前作ではバウンド誘発技で相手のジャンプステータスを潰した際のリターンが大きかったが、今作では単なる叩き付けで終わってしまう。
要は基本的に後手に回る事が多くなるキャラ。

▼アリサ
前回の雑感と変わらない、どころか前作までのアリサとそう変わらない。
スタンダード削りキャラでフレーム重視の戦法になりやすい。666派生は相変わらずRP、LKRKとどちらも強力なので、中距離から相手に近づきやすいのは相変わらず。
新技の2LKもリーチが長く、中距離からの仕掛けに関しては上位クラスだと思う。
確定反撃も強くなっているのでしっかり系の立ち回りプレイヤーにも向いていると思うが、4WKや9RKRKで上手く暴れないと相手とのダメージレースに置いていかれる印象。

▼シャオユウ
鳳凰の構えからの派生技、背向け状態からの固有技などが色々と強化されており鉄拳7らしいアッパーな調整。
個人的には3LP等で丁寧に組み立てていくより、鳳凰に対する相手キャラの有効技を考慮した上でガツガツ鳳凰や背向けで攻められた方が辛い。トリッキーな動きを黙らせられる有効な手段が無いキャラは相当手を焼きそう。このキャラもターンの概念を無視できるのが強みであり魅力でもあると思う。

▼フェン
横移動に対する信用が薄くなり、フレームの押し付けが強くなった今作に置いて、1LP、4LP、タンベン、4WK、9RPなど相手の択を拒否出来る選択肢が複数あるのが非常に強力。
正に逆択をコンセプトとして作られている感が伝わってくる。
空中コンボも初段6WPに組み込むことで、ダメージと起き攻め両方を兼ね揃えたコンボが可能。
壁活用能力も高く、キャラの特徴が「今作強いキャラ」の条件をマッチしている感じがある。
ラースとは違った方面のクセのあるオールラウンダーキャラ。