2015年3月7日土曜日

鉄拳7 初心者向け 確定反撃とは?

こちらの記事は「鉄拳7 初心者向け フレームとは何か?」の記事の続きとなりますので、
未だ見ていない方はそちらを先にご覧になって下さい。

確定反撃という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これも「フレーム」と同じく、格ゲー攻略サイトを訪ればよく目にする単語だと思います。
「確反」などと略されることも多いですね。

確定反撃ってよく聞く!確定反撃って何のこと??

読んで字の如く「確定する反撃」ですね。

更に解体すると、「確定」とは「絶対にヒットする状況」であり、「反撃」とは相手の攻撃に対する「やり返しの攻撃」だと思ってください。

相手の浮かせ技に対して、理不尽な思いをしたことは無かったでしょうか?
浮かせ技では無くとも、「こんなにダメージを取られるのに、ポンポン出されてあっと言う間に負ける」。こんなことは無かったでしょうか。



前回の記事でも紹介した様に、全ての技には発生フレーム、ヒットフレーム、ガードフレームが設定されていると説明しました。

発生フレームはコマンドを入力してから技が相手に当たるまでの時間。
ヒットフレームは技が相手に当たった時の有利、もしくは不利となる時間。
ガードフレームは相手に技をガードされてしまった時の有利、もしくは不利となる時間

でしたね。

上記の様な「ダメージが大きい」つまり「リターンが大きい」技にはそれなりの「リスク」が設定されています。

ここでいう「リスク」はガードフレームの事であり、「リターンが大きい技は、当たれば沢山のダメージを奪えるけど、ガードされてしまったら沢山の不利を背負ってしまう」と言い換えられます。

その「沢山の不利」を背負ってしまったらどうなるの??

前回の記事ではラースの「アラートL」という技を例にとって説明しましたが、あの技はいわゆる「小技」の部類なので、ガードフレームが「-1」というとても小さいものでした。

では今度は同じくラースの別の技に注目してみましょう。
ヒットすれば空中コンボに移行することができる「大技」の部類に入る技です。

キャラクター:ラース

技名:インラッシュカレント(6WP)
発生フレーム:15
ガードフレーム:-14
ヒットフレーム:空中コンボへ移行可




インラッシュカレント(6WP)は、
ヒットすれば相手を「崩れ状態」にします。












その際には1RPLPなどで空中コンボへ
移行可能ないわゆる「空中コンボ始動技」
です。







しかし・・・






ガードされてしまうと、-14フレーム不利となってしまうので・・・









発生14フレーム以内の技が、
確定であたります。
これが確定反撃です。








なるほど!じゃあ不利フレームが「-5」って技には発生5フレームの技が確定反撃になるってこと??

残念ながら、基本的に鉄拳において最も発生フレームが早い技は(LP)などの「ジャブ」となります。(LPRP)といったワンツーパンチも同様ですね。
※一部例外もあります。

(LP)は発生10フレームとなるので、確定反撃が成立する技は基本的に不利フレームが(-10以上の技)ということになります。

つまり、対戦で繰り返し出されていたあの浮かせ技にも、もしかしたら確定反撃があったってこと・・・?

そういうことなります。勿論1キャラで数十、数百の技がある訳ですから「空中コンボに移行することができるのに確定反撃がない(-9以下)」という技も多々存在します。
空中コンボに移行できなくても、大きなダメージを取られる技には確定反撃が存在することが多いです。
そういった技を少しでも覚えることができれば、対戦がグッと楽になります。

他にも、確定反撃が無い技(-1~-9)のような技も、確定反撃が無くともこちら側が有利な場合には手をだして、ターンを入れ替えることが重要になります。

実は相手が不利なのに、やりたい放題攻められていたら勝てませんよーってことですね。

新キャラに対しては現状、対戦を繰り返して技に慣れるしかありませんが、既存キャラの技はほとんどが前作からのそのまま移行しているので、「ina tekken wiki」などを参考にするといいでしょう。