2018年5月11日金曜日

Ygamer.net 韓国大会参戦フェン使い「西」独占インタビュー

2018年5月12~13日、
韓国のKINTEXで行われる「鉄拳7」オープン制賞金大会「ROXnROLL」が開催される。

「TekkenWorldTour」とは関連しておらずポイント付与は無いものの、こういった韓国のオープントーナメントに日本人が参加するのは鉄拳史を振り返っても稀。

そこでYgamerでは、参加が明らかになった日本人選手5名の中でも異彩を放つ、
関東の強豪フェン使いである「西」選手に、参加に向けての胸中を語ってもらった。




西氏プロフィール:
主に新宿を拠点に活動する鉄拳プレイヤー。
中学生の頃から鉄拳の聖地「JOYBOX」に通い、
有名プレイヤーに揉まれ実力を積んできた。
鉄拳5から「フェンウェイ」一本でやり込み、
その純真無垢な鉄拳愛から、周りからは
「筋斗雲に乗れる系の鉄拳バカ」
として親しまれている。



■俺たちのけいすけがやられているのを見て我慢できなかった



Ygamer
今回エントリーしている日本人選手の中で、西選手の名前がある事に驚いた方が多い様です。企業からスポンサードを受けている所謂「プロゲーマー」では無い選手がこういった海外大会にエントリーする事は鉄拳では珍しいと思いますが、どの様にお考えでしょうか?また、参加を決めたきっかけは何だったのでしょうか?

西氏
この間、TWT(※Tekken World Tour)の韓国大会をTwitchで見ていたんです。
非常にレベルが高い大会なのですが、身内プレイヤーが何人か出ていたので注目していました。
その中に「古水」というプレイヤーがいるんですが、彼とは毎夜PS4のパーティチャットをしながら鉄拳をプレイしていまして。
切磋琢磨しながらお互い高めあってる関係…というんですかね、尊敬できるプレイヤーの一人です。

Ygamer
古水選手もTWTの韓国予選に出場されていましたね。
最近企業からのスポンサードを受けプロゲーマーとして活動を始め、初めての海外大会参加にファンからも期待と応援がとても大きかった様に感じます。

西氏
はい。私もその中の一人だったのですが、彼がプールのウィナーズファイナルで、韓国の「JDCR」選手に負けてしまって。
勿論JDCR選手は世界最高峰のプレイヤーなのは理解しているのですが、古川さん(※古水選手の呼称)が負けるともその時は考えられていなくて。
目の前のモニターに映し出されている光景を目の当たりにして、「俺がやらなきゃ」って思ったんですかね(笑)ルーザーズで古川さんが敗退したとの知らせを聞いた時、気づけば「ROXnROLL」へのエントリーページを開いていました。






古水氏プロフィール:
WalkerGaming所属プロゲーマー。
「Mr.ストイック」との異名を持つほど、
鉄拳への探求心が深い。
超高度なファジーガードを主とした、
防御型のスタイルを武器とし、
相手の攻めを理論と練度でねじ伏せる。
「ポールフェニックス」日本最高段位到達者。









■クダンスと対戦したいですね。やんぱんよりキツいデビル使いがいるのか?って感じで。


Ygamer
トーナメント表が公開されました。
西選手は一回戦目から韓国最強のレイブン使い「GoAttack」選手とマッチングする様です。

西氏
まあ、「相手にとって不足は無い」ってところですかね。
韓国の大会ともなれば、無名の選手でも決して油断は出来ないのは理解しています。
それよりも、もし勝ち進む事が出来たら3回戦目であたる「Qudans」選手との対戦が非常に楽しみです。

Ygamer
クダンス選手と言えば、昨年の「TWT2017王者」ですよね?

西氏
そうですね。鉄拳5の頃から世界最強のデビル仁使いとして名高い選手です。
古川さんと一緒に毎晩鉄拳をプレイしている仲間にデビル仁使いの「やんぱん」ってプレイヤーがいるんですが、彼のフェン対策がかなり仕上がってて。
メインのデビル仁は勿論サブキャラにもかなり苦しめられているんです。
自分の中では彼のデビル仁が最高峰だと思っているので、例えクダンスと対戦することになってもビビらずにいけると思います。




やんぱん氏プロフィール:
三島系のキャラクター全般を得意とする、日本でも屈指のコマンドテクニックを有するプレイヤー。圧倒的バックダッシュと確定反撃の精度の高さで、キャラクターの強い部分を徹底的に押し出す防御型のスタイル。相手の読み合いに一切付き合わない「日本最強の一人用プレイヤー」と称される事もある。
「筋斗雲には乗れない系のマジのバカ」と蔑まれる事もある。






■ノビにも見てもらいたいですね、俺がどこまでやれるのかを。


Ygamer
西選手はYAMASA所属のプロゲーマー「ノビ」選手と親交が深かったと記憶しています。
残念ながらノビ選手は今回不参加ですが、西選手の海外大会参加についてノビ選手から何かコメントはありましたか?

西氏
そうですね、もう彼とは10年以上の付き合いです。
鉄拳でもプライベートでも行動を共にする事は多いのですが、特に今回の大会について何か特別に話したとかはないです。
彼なりの気遣いというかメッセージなのかもしれませんね。
なので俺もそれに応えたいと思います。「結果」でね。

Ygamer:
最後に、応援してくれているファンに一言お願いします。

西氏
調子の良い事も言ってしまいましたが、正直なところプレッシャーもあります。
プール抜けすら困難な大会の中で自分の実力を如何に出せるか。
自分はプロではないですけど、これだけ長くやってきた鉄拳と自分のフェンにプライドはあります。
それをぶつける「舞台」としてはこの上ないと思うので、全てをぶつけていきたいと思います。自分の誰とも違う「フェン」を見ていてください。宜しくお願いします。





西選手Twitter
古水選手Twitter
やんぱん氏Twitter





2017年11月2日木曜日

近況

こんばんは。
このブログを引っ張り出すのも久しぶりになってしまいました…

TWT(Tekken World Tour)や闘神祭が終わり一区切りが付いたところです。

改めて、各ライブストリームやリプライ等で応援してくれた皆様、ありがとうございました。現地配信などにもチャレンジしてみましたが、見てくれた方に感謝です。

まさか鉄拳でもこういった世界規模のポイント制大会が行われるとは考えてもいませんでしたね。
ストリートファイターではCAPCOM PRO TOURが行われていましたが、まず鉄拳ではあり得ないだろうなと。

しかしながら6月頃にTWTの概要が発表され、(この時点で7月1日のタイの予選まで余りにも時間が無かった)ユウ、ノビ、タケで山佐に打診し、急遽タイ予選から参加できることになりました。

今考えてみても無理な提案だったのにも関わらず、快諾して頂いた山佐には本当に感謝しております。

結果はFINALSには残れず、残念ですが貴重な体験を数多くさせて頂いたのと、自分の課題も多く見つかったので今後に活かしていきたいですね。月並みですけど。

あとは当日までノビの調整にタケとしっかり付き合っていきたいと思います。

あとはTWTも初開催という事で、様々なトラブルが起きましたね。
ノビプロが引き起こすトラブルは大体予測も付くので、予め用意していたキャラ対策が通用するのですが…

中でも、

離陸一時間前「え?オーストラリアってビザいるの?」事件
TWTの大会なのに「外国人は参加できません」事件
チクリン危険区域で行方不明事件

あたりは緊張感ありました。

来週11/12、サンフランシスコの現地時間で正午からTWT FINALSが始まる様です。
日本勢から権利を獲得した「ノビ」と「のろま」の応援をしたいですね。
ただし日本時間で月曜の深夜開始なので、睡眠調整をしておかないと。
13日の月曜に休みを取れたら配信しながら皆で見たいなと。

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今年4月頃引っ越しをしまして、そのマンション備え付けの無料のネット回線を使用していたのですが、入居者が増えるに連れて回線が重くなり、今では夜間のピークタイムではADSL並みの遅さになることもしばしば。

当時から管理会社とプロバイダーに相談し続けて、ようやく今月11月に新しい回線業者を導入してくれる事になりました。

間違いなく改善されると思うので、また配信等再開していきたいと思います。
映画とか人の放送も満足に見れないし、かなり辛いですね。
つーかこの家の使用用途を事前にちゃんと相談していたんだけどな・・・?

お引越しを考えてるゲーマーの方は、新居の回線速度等についても詳しく調べる事をお勧め致します・・・

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次の日本の大きな鉄拳イベントといえば、やはり11/25のMASTERCUPですかね。
毎回参加人数が更新されていて凄まじい。

今回はTEAM YAMASAとして以下の五名で出場します。




組む時は「フェン二体の是非」について多少の討論が交わされましたが、
タイプが違うフェンだしまあいいだろう・・・と。

古水、やんぱん、マタドールら高円寺勢とまたアーケードに行き始めてるので、
筐体の感覚をしっかり戻したいところです。

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という訳で簡単ではありましたが近況報告でした。

ツアー中の各国の写真や面白い話は、今度回線が改善されたときに雑談でもしながら話しますねー!

閲覧ありがとうございました。

2015年9月26日土曜日

鉄拳公式大会 大阪予選 (女子部門・学生部門・無差別部門 結果)

本日の大阪予選全工程が終了しました。

↓以下各部門入賞結果↓

女子1on1部門

1位:ゆりさんのほう
2位:紅篠
3位:ゆうゆう

学生3on3部門

1位:グラジュエイテッド(しゅうでぃ 加齢 弦)
2位:鉄拳に学業を捧げ隊(つみつもん ひろいも よしいけ)
3位:ツイッターから来ました(ソウ。 要 ゼーマン)

無差別3on3部門

1位:富山きときとクラブ(ダブル オカティ ダンディー)
2位:たくみ一族(たくみ様 やのぱん 黒拳)
3位:ACE OF THE Ⅶ(バッツ 破壊王 くりくん)



2015年9月24日木曜日

鉄拳公式大会「大阪予選」を考察

こんばんは。

EVOから帰ってきた辺りから諸事情でブログを更新できない環境になってしまった為、更新が長く滞っておりました。

ブログを見に来てくれていた方には誠に申し訳ありません。

題名の通り、9月26日(土)に、賞金総額一千万!のキャッチで世間を賑わせたバンダイナムコ公式が主催する「THE KING OF IRON TOURNAMENT2015」が遂に始まります。

開幕を飾るのは「大阪予選」ってことで、明日には各地から大阪に遠征するプレイヤーも多いのでは。

という訳でここで大阪予選のエントリー状況を見てみましょう。

OSAKA CHALLENGE 女子 1on1部門16名(エントリー未完3名含まず)

OSAKA CHALLENGE 学生 3on3部門10チーム30名(エントリー未完8チーム24名含まず)

OSAKA CHALLENGE 無差別 3on3部門36チーム108名(エントリー未完19チーム57名含まず)

OSAKA CHALLENGE 参加人数合計…156名(未確定84名)

ってところでしょうか。一応トーナメント表最終更新後の統計です。
間違いがあったら申し訳ない。

東京予選についてはまた開催前にブログに書くつもりだけど、無差別3onの参加人数が三倍弱差があるんだね。オンラインで対戦すると東京より西の方と当たる事が多いイメージなんだけど、やっぱり実際は関東圏のプレイヤーが多いんだなあ。

次に賞金総額一千万!のキャッチコピーについて考えてみる。
※以下、非常に打算的な考察の為、夢を持った方(希望勢)の閲覧注意


下記の画像を見て頂きたい※公式引用












優勝者だけじゃなく、2位、3位にも賞金が出るのね。
合計すると大阪予選、東京予選それぞれ賞金総額が165万ずつで計330万でしょ。

JAPAN ROUNDでは今の所賞金の詳細は告知されていないけど、
学生・無差別3on3代表決定戦の勝者チームに改めて賞金出すのは考え辛いし、個人戦の方には出すんじゃないかなと予想。超難関になるだろうし、1位から100・50・25あたりか、もしくは50・25・10あたりか。

前者だとすればJAPAN ROUNDで合計175万。
大阪・東京予選と合わせて合計約500万円である。

GRAND FINALで500万を順当に振り分けるとしたら、
優勝賞金が300万で以下5位か8位までに賞金振り分けかな。

「かな。キリッ」とか冷静ぶって書いちゃってるけど、
予選で165万とか相当ヤバイよね。EVO2014の鉄拳部門の優勝賞金とか50万くらいじゃなかったけw

そしてこの鉄拳史上類を見ない莫大な賞金に世界最速でリーチをかけてるのがコイツらである。

EVO2015優勝 ノビ



EVO2015準優勝 アオ










彼らはEVO2015にて上位入賞を果たした為、GRANDFINAL行きのチケットを世界最速で入手しております。イイナー

公式大会へ向けて、海外勢の動向も気になるところですね。世界各地で予選がこれから行われるのでしょう。

何か情報が入ったら当ブログやTwitterを更新するので宜しくお願いします。

ではでは